【MLS(メジャーリーグサッカー)】 移籍シーズンの主役!? 特徴と有名選手を調べてみた!   

サッカーコラム&考察

今回はアメリカのメジャーリーグサッカーについてのお話です。

最近はヨーロッパのオフシーズンになると中東リーグと一緒に移籍マーケットを賑わせているアメリカのサッカーリーグ。

その期間は日本のネットニュースでも見かける事が増えてきたので、なんとなく知っている人も増えてきたんじゃないでしょうか。

しかし、メジャーリーグサッカーの試合結果などはなかなかお目にかかる事がありません。

たけ
たけ

ヨーロッパの試合ですらテレビじゃ見かけませんね。

そこで今回は日本ではあまり馴染みが薄いかもしれないメジャーリーグサッカーについて色々と調べてみましたのでご覧頂ければ思います。

メジャーリーグサッカーの特徴

まずはメジャーリーグサッカーの特徴を1つずつ確認してみましょう。

参加チーム

メジャーリーグサッカーはアメリカだけで行っているような印象ですが、実際にはアメリカとカナダのプロサッカーチームで構成されたリーグとなっています。

2022年の段階では29チームが参加しておりアメリカが26チーム、カナダが3チームトなっています。

リーグの構成・試合形式

メジャーリーグサッカーは全チームを東西2つのグループに分け、同グループの相手とホーム・アンド・アウェーで2試合ずつ戦います。

たけ
たけ

またプロ野球の交流戦のように別のグループのチームとも1試合ずつ試合を行います。これなかなか面白いですね。

そして年間を通して試合を行い、両グループの上位7チームの計14チームがMLSカップと呼ばれる決勝ラウンドに駒を進めます。

なお、両リーグ合わせて年間最高勝ち点を獲得したチームはサポーターズシールドという賞が与えられます。

決勝ラウンドはホーム&アウェー方式で試合が行われ、アウェーゴールを採用しています。

決勝のみ1試合で行われ、その年の優勝チームを決まります。

CONCACAFチャンピオンズリーグへの出場権

アメリカ地区はCONCACAFチャンピオンズリーグへの出場権を4枠保有しております。

出場権については現在も確認中なのですが……

  • 東西リーグを優勝した2チーム。
  • USオープンカップ(カップ戦)の優勝チーム。
  • MLSカップの準優勝チーム

恐らくこのあたりかと思われます。正しい情報が入りましたら修正して参りたいと思います。

リーグのレベル

CONCACAFチャンピオンズリーグでの成績を見てみますと、2013年からの10年間で優勝が1回、準優勝は3回となっています。

北中米のエリアではメキシコのリーグが圧倒的な強さを持っているとはいえ、過去10年間を見てもちょっと物足りないような印象を受けます。

有名選手

近年ヨーロッパのオフシーズンになると、毎年移籍マーケットを賑わせるのが中東とアメリカ。

ヨーロッパで活躍した選手が晩年アメリカに移籍するという流れが目立ちます。

代表的な選手を見てみましょう。

リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)

バロンドールを最多の7回、バルセロナ時代にはチームとして獲得できる全てのタイトルを制覇してきたリオネル・メッシ。

唯一足りないタイトルとしてあがっていたW杯のトロフィーも、2022年カタールW杯にてキャプテンとして遂に優勝を果たし、完全制覇を果たしました。

パリ・サンジェルマン退団発表後、中東や古巣バルセロナ復帰も噂されましたが、メッシが選んだ新チームはMLSのインテル・マイアミ。

いつから合流か気になるところですが、間違いなくチームの中心選手となり、リーグを盛り上げることでしょう。

ロレンツォ・インシーニェ(トロントFC)

長年ナポリのエースストライカーとして君臨したインシーニェはMLSのトロントFCに所属しています。

移籍した2022年では11試合6ゴール2アシストと結果も残していますので、MLSでこれからもストライカーとして活躍するでしょう。

ハビエル・エルナンデス(ロサンゼルス・ギャラクシー)

チチャリートこと元メキシコ代表ハビエル・エルナンデス。マンチェスターU時代に香川と同僚でしたね。

 

身長が175cmとやや小さめの選手でしたが、やたらとヘディングでのゴールが印象に残っている選手です。ポジショニングが抜群でしたね。

MLSではロサンゼルス・ギャラクシーに所属しています。

フェデリコ・ベルナルデスキ(トロントFC)

ヨーロッパからMLSに移籍する選手の多くは30代。サッカー選手としての晩年を過ごす場所として選ばれることが一般的なのに対し、ユベントスからトロントへ移籍した歳はまだ28歳。

ヨーロッパでまだまだ第一線で活躍できるはずですが、アジアやアメリカなどのリーグを盛り上げてくれる、こんな選手がいてもいいと思います。

移籍した2022年は13試合8ゴール2アシストと文句なしの活躍です。

ゴンサロ・イグアイン(インテル・マイアミ 2022引退)

個人的にはかなり過小評価された選手だと思っています。レアル、ナポリ、ユーベ……晩年は苦しむ事もありましたが、何処に移っても期待通りの成績を残していました。

MLSに移籍したイグアインも2022年をもって現役から退く事になりました。35歳です。

最終年の成績は29試合16ゴール3アシスト……。凄いです。Jリーグでも見たかったですね。

まとめ

MLSについてまとめてみました。ビックネームの選手が移籍しやすく、凄く魅力的なリーグだと思います。

リーグのレベルは恐らくJリーグよりも下だと思います。昇格降格などの入れ替えもないため、「負けてもまた来週」といったやや緊張感に欠ける部分があると聞いた事もあります。

とは言えMLSが本格的に動き出してまだ30年ほど。ビックネームが移籍する流れは確立できてますし、アメリカは元々身体能力は高いわけですから、これから更に化ける可能性を秘めたリーグだと思います。

Jリーグのチームも親善試合の相手として、ヨーロッパのビッグクラブも良いのですが、MLSやメキシコリーグといったところと

戦ってほしいなと思うこの頃です。

以上、メジャーリーグサッカーについての調べでした!

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